「呉竹 顔彩耽美 オパールカラーズの使用感想・色の比較」

パール調の絵具を愛用している私は、呉竹の顔彩耽美オパールカラーズを試してみることにしました。

普段はパール粉を膠で溶いて使っているのですが、もっと手軽にパール感のある作品が描けないかと考え、このセットを購入しました。

もくじ
  1. 顔彩耽美 オパールカラーズ 6色セット (MC20OC/6V)
  2. 各色の特徴
    1. 遊紅梅(No.634)
    2. 遊赤金(No.692)
    3. 遊淡金(No.695)
    4. 遊若草(No.651)
    5. 遊水色(No.663)
    6. 遊紫(No.638)
  3. 使用感
    1. ここで使用した画材

顔彩耽美 オパールカラーズ 6色セット (MC20OC/6V)

こんなパッケージです。開けた時の印象はほんのり色が違うのかな。塗ってみると印象がだいぶ違いました。

外見
中身

下段上から3番目がパールを塗っていないものです。
黒など強い色の上に塗ると結構強く色が出ます。
白など薄めの色の上だと上品なパールのように見えます。

各色の特徴

遊紅梅(No.634)

  • 柔らかい光:優しいピンクパール
  • 強い光:マゼンタ調のメタリック

遊赤金(No.692)

  • 柔らかい光:ピンクがかった赤のパール
  • 強い光:温かみのある金色の輝き

遊淡金(No.695)

  • 柔らかい光:純金に近い上品なパール
  • 強い光:黄金色のメタリック

遊若草(No.651)

  • 柔らかい光:春の若葉のような淡いパール
  • 強い光:みずみずしい黄緑のメタリック

遊水色(No.663)

  • 柔らかい光:清涼感のある水色パール
  • 強い光:爽やかな水色メタリック

遊紫(No.638)

  • 柔らかい光:優美な紫のパール
  • 強い光:上品な紫のメタリック

使用感

特に黒や濃い色の上に塗布した際の発色の良さに驚きました。メタリックな輝きは主張しすぎることなく、上品な仕上がりになります。魚の鱗や宝石のような輝きが必要な部分に最適です。

各色を単体で使用するだけでなく、混色することで新しい輝きも期待できそうです。これからの作品制作が一層楽しみになる素晴らしい画材との出会いでした。

ここで使用した画材

  • 壱蘭商会顔彩 煤竹
  • サクラマット水彩 うすだいだい(7) + あか(19)
  • ホルベイン 透明水彩絵具 コバルト ブルー ヒュー(W091)
  • 吉祥 日本画用絵具 チューブ絵具 胡粉
  • FABER-CASTELL 油性色鉛筆 ダークインディゴ(9201-157)
  • 顔彩耽美 オパールカラーズ 6色セット (MC20OC/6V)
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