「ウィンザー&ニュートン プロフェッショナル 実際に描いてみた感想」

今回はウィンザー&ニュートン プロフェッショナル水彩紙をご紹介します。

サンプル紙をモニターさせていただく機会があったので、使用感や特徴をお伝えします。

もくじ
  1. 基本スペック
  2. それぞれの紙質について
    1. 荒目/Rough
    2. 中目/Cold Press
    3. 細目/Hot Press
  3. 感想まとめ
  4. 使用画材

基本スペック

  • 紙色:ナチュラルブライトホワイト
  • 坪量:300g/㎡
  • 原料:コットン100%
  • 特徴:中性紙、蛍光増白剤不使用、内外サイジング(両面使用可能)

この紙の魅力は、荒目・中目・細目すべてにおいて素の紙の色が美しい白色で、思い通りの発色を実現してくれる点です。

私はいつも全面を塗りつぶすことが多いのですが、今回はなるべく紙の白さを活かすことを意識して描いてみました。

両面使用可能とのことで実際に裏面を確認したところ、かなり塗り重ねたにもかかわらず、裏は真っ白のままでした。

それぞれの紙質について

荒目/Rough

何度塗り重ねても画面が汚くなりません。

紙の凹凸によって自然と色の深みや幅が増すため、表現の幅が広がっている気がします。

  • 花部分拡大
  • 塗っていない部分
  • 手前から 荒目 細目 中目

中目/Cold Press

個人的には三種類の中で最も扱いやすいと感じました。

発色の美しさと程よい乾き具合でストレスなく色を塗ることができます。

荒目ほどではありませんが、紙の凹凸が色の表現を豊かにしてくれるので、大変気に入りました。

  • 花部分拡大
  • 塗っていない部分
  • 手前から 荒目 細目 中目

細目/Hot Press

一般的に細目の紙は乾きが早いイメージがありますが、この紙は意外にもやや乾きが遅めで扱いやすかったです。

ただし、ぼかし効果を狙うなら、あらかじめ紙を湿らせておくと慌てなくてよさそう。

色の出方は予想通りの仕上がりになります。

  • 花部分拡大
  • 塗っていない部分
  • 手前から 荒目 細目 中目

感想まとめ

私の塗り方には中目があっていると思いました。

今回使った線画です。

使用画材

  • ミッションゴールドクラス 水彩絵具
  • プロフェッショナル水彩紙
  • 吉祥 胡粉
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